千里の道も一歩より始まる
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老子 |
脳が教える一つの習慣 ロバート マウラー
新しい変化を起こすということは自分の「意志」ではなく、「脳の仕組み」から、どうしたら脳に恐怖を感じさせずに、新しい変化を起こすことができるのか。
この本は2008年に出版されたそうですけれど、今頃私の目に触れました。
私という存在は、社会の中で自分ひとりで存在している者ではないとは誰でも知ることですけれど、自分という存在の中で、五臓六腑とともに存在しているということも知っているので、それらを大事にして生きます。
然しながら目に見えない存在に対しては、なかなか注意が行き届かないものです。
自律神経が何をしてくれているかとか、脳の働きや仕組みなぞは私にとって有難いものでありながら、お任せっぱなしでした。
この本を読んでも、脳のこの部分をなんと呼ぶとか働きはとか?
”そのうち少しずつ覚えようよ。”
この本はそのように言っています。
”少しずつ片付けようよ。”
少しずつ、脳に恐怖を感じさせずに、ブロックされずに。
それにしてもこの老子の格言のように、科学的に何も解明されていなかった時代にあって、昔々の人たちの生活の知恵は、大したものであるとここでも感銘いたします。
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