心臓の調子の悪かった友人が、何週間か前に彼の心臓が10%しか働いていないと言う知らせを受けました。
その時たまたま私は、中村天風に関する本を読んでいました。
天風の生き方を学ぶことによって、重い病を克服した人の著書でした。
中村天風は結核にかかり、生死の境をさまよっていたが、ヒマラヤに行きヨガの導師の元で修行し、死の病を克服して悟りを得ました。
その後帰国して、多くの人々に命の尊さを教えた天風の生き様は、まさにヒマラヤと言う聖なる響きを与えてくれる山、その高峰を越えて飛ぶ アネハ鶴 のごとき、清清しい雄姿を私に思わせてくれます。
病を抱えて苦しむ人々が、自分自身をこの高峰ヒマラヤを越えて飛ぶ、鶴の姿に自身をイメージして美しく、雄雄しくあらゆる困難の中にあっても、完治したはつらつとした自分の姿を思い描きながら元気になって欲しいと祈っています。
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