今の時と言うのは沢山の問題がありながら、一方においては人の心がとても本質的なものに向かっていると言うことを感じます。
既成概念や当たり前と思っていたことがそうではないかもしれない、と確認する必要を感じたりすることがありますし、人の心が随分と真理を知る事に対して柔軟になってきているようにも思えます。
例えば、意志という言葉。
私は意志が強い人間だとかなり誇りを持って、人生を開拓してきたと自負していたのですけれど、
すなわち自分で自分の行くべき道を設定し目標をしっかりと立て、それに向かってひたすら努力しました。
幼い頃から、小学校の時代からそのように教えられてきましたし、それが一番よい生き方だと、親も先生も親戚も言いました。
そして目標に向かって、ひたすら自分を駆り立てました。
脱落すれば弱い人にすぎなかったのでした。
落後者とか挫折とかという言葉が待っていました。
いま気がついてみれば、自らが鍛え上げた強靭な意志で内なる声を封じ込めてきたように思います。
それは ほ おぽのぽの で知らされました。
意志とは、すなわち自分とか自我とか言われるとても強いものですね。
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