Friday, February 3, 2012

エンデの遺言


”エンデの遺言" 

という番組がNHKで紹介されたそうですね。

エンデについて私は
余り知らなかったのですけれど、
彼の著作 ”MOMO" 
に何か懐かしい思いを抱いておりましたら、
彼の父親が
ヒュウルレアリズムの画家であったそうです。

その昔、私も現代絵画を勉強していて、
ヒュウルレアリズムの絵画を
面白いと思っていました。

既成の様式に拘らず、
自分の心を映し出していく、
当たり前と誰もが疑わずにいる
世の中の約束事ではなくて、
何か新しいものを発見していきたい欲求が、
ヒュウルの絵画の中に見えて、
興味を持ちました。

そのような父親の血が
エンデに受け継がれたのですね。

”パンを買うお金と、
投機のお金は別でなければならない”

私たちはお金がこの様に、
我々の生活の中に存在することは
当たり前のように思って生活しながらも、
人生がお金の為にこの上なく、
翻弄されてしまうのを快くは思わなかったけれど、
当たり前のことと思っているので、
お金をめぐる闘争の中に参入し、
更なる打撃を蒙った沢山の人が居ます。

そうではないという人が存在し、
実際に幾つかの地域で活用されているというのが
希望です。



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