Friday, May 25, 2012

断捨離


不要なものを捨てる「断捨離(だんしゃり)」、日本では震災以後とてもポピラーな言葉となっていると聞きました。

身辺を整理して再出発しよう。という思いが込められているということです。

もともと「断捨離」という言葉は、様々な執着をなくし心を穏やかにするというヨガの修行法を元に考えられたものだそうですね。

私たち家族は仕事柄、長い期間アフリカ、ロシアと移住し、アメリカでも 絶え間のない移動をしてきたので、イエス様が言われたように、”下着2枚上着2枚” 、子供たちも含めて即座に自分のものを一つのスーツケースにまとめる事ができる ”断捨離” の生活でした。

今90歳の父親と住み私たちも定着して数年、私たちの持ち物も増えると同時に、お父さんの家には何と物が多いこと。

アメリカ人は引っ越し好きで、物にあまり執着しないほうかもしれませんけれど、この家の住人の父と息子はそうではありません。

お爺さんにもお父さんにも捨てがたい、思い出のものがあまりにもありすぎます。

「目の前の湖だけでいいでしょう。 」

数日前に思い余って息子が手伝ってくれて、ウィンドー ルームをかたずけました。
ほんの一角、1mx2mに手をつけると、3時間かかってもかたずきません。

ジャンクですよ。
こうやって私たちは長い間をかけて心にも体にも、ジャンクがたまっているのだと思い知らされました。

ところで私がロシアから持ち帰ったアンバーは、心と体のエネルギー的なゴミを掃除してくれるような存在(パワーストーン)であると知りました。
しまって置かないで、日常的に使うことにしました。