Monday, October 1, 2012

平和

私が森を愛したのも、其の中に世界のすべての平和に通じるものが宿っていたからです。
森の中の生命は争いません。
勿論互いに食ったり食われたりですが、それは空腹でしかたなくそうしているのであって、憎しみからではありません。
鳥は取り同志、獣は獣同士、木は木どうし、互いに憎しみは在りません。
憎しみがなくなれば平和がやってきます。
同じ種同士で互いに憎しみ合うのは人間だけです。
国が違うと言っては憎しみ、宗教が違うと言っては憎しみ、考えが違うと言ってはまた憎しむのです。

平和を愛する世界人として







2 comments:

  1. 憎しみからは何一つ良きものは生まれません。
    動物たちは確かに憎しみから殺し合うことは
    ないので、自然の循環という理の中で、矛盾なく
    生きていますね。
    最も優れた生き物として創造された人間が
    理に反した心と行いで、尊い地球を破壊に陥れようと
    しているという現状に心が痛いです。
    自然界は多くのことを教示してくれますね。

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  2. 自然界は古来から、人間を癒してくれた貴重な存在ですね。
    人々は沢山の恩恵を得てきましたし、今も未来もそうです。
    それなのに、人間同士の欲の為に破壊されてきた物言わぬ自然の、悲しい歴史ばかりがあるのが悔しいですね。
    破壊されても破壊されても、再び立ち上がり蘇り、今もなお人々に恩恵を与えようとしています。

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