Monday, August 20, 2012

階前の五葉すでに秋声

      偶成  (朱喜) 

     少年易老学難成 

     一寸光陰不可軽 

     未覚池塘春草夢 

     階前五葉巳秋声 


秋立つ日も終わった晩夏の日々、
学校もすぐ始まるし、
人々が普通の生活に戻ります。
にぎやかだった海辺も静まり返り、
夏の終わりの侘しさに、
時のたつ早さが
ことさらに身にしみるこのときです。

2 comments:

  1. 光陰矢のごとし…
    この学園にもそろそろ長い休みを各国で過ごした学生たちが
    戻ってきます。
    若き日々を大切にしてほしい、と我が身がその頃どんな
    ふうに過ごしていたのかを忘却の彼方にしながらも、
    願う心が大きいです。
    波の音と打ち上げられた美しい貝殻を想っています。

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  2. ”秋の日はつるべ落とし”
    といわれる日がすぐに来ますものね。
    すでに日が短くなってきているし、
    一日を1000年の如くいきなければ。。。。

    波の音と貝
    ダーク ダックスの”桜貝の歌”
    この人たちの見事なハーモニー
    逸品です。

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